警備員は警備業法という法律で業務を行うに当たりいろいろと制限されてるんだ。
警備員に与えられている特別な権限ってなにかわかる?
答えは・・・・。
何もない。
警備業法で「警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たっては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。」ってなってんだ。
法律ってどうしてこうも訳のわからない書き方するんだろうな?
簡単に言えば、警備員は一般に市民と同じでなんにも権限なんて持ってないってこと。
じゃあ、あのにっくき渋滞を引き起こす工事現場の交通誘導はどうだろ?
中には強引に強制的に車の前に立ちはだかり「止まれ!」って奴いるだろ?
あれ、厳密に言うと警備業法違反。
交通誘導はあくまでも円滑な交通のためドライバーに停止をお願いするってスタイル。
だから「止まれ!」なんて言う奴は何なんだろうな。
警察にでもなったつもりなのか?
そういう警備員は知っているんだけどどうせ普通の人は知らないと思ってやっているのかなぁ。
一度だけ頭に来て「強引な停止命令は業法違反でしょ?」って若かりし頃に言っってやったよ。
その人平謝りでしたね・・・。
誘導中の鬼の形相が一転でしたよ・・・一生懸命なのか勘違いしちゃってるのかわからんけど業法は守ろうや。
警備業法に抵触すると恐ろしい罰則あるからな・・。
その話はまた今度。
でも俺に謝ってたけど、俺より前に何度も強引に止めてきたドライバーさんに謝れってんだ。
色々と警備員は権限無いって言ったけど「施設管理権」ってのは持っている。
平たく言えば持ち主に委託された施設においては警報が発生している場合などの緊急を要する場合は持ち主に変わって施設内に立ち入ることが出来るってわけ。
たまにあるのが火災警報が発生し入室を拒まれる場合。
こんあときは「施設管理権」があるから入室できる。
あんま強引に入るとクレームになるからやらないけどな。
警備業法だのなんだのって難しいだろ?
これが警備業法の法令集。
警備業やっている奴はもちろんやっていない人だって読んだらきっと面白いぜ。
お前は読んだのかって?
内緒だ。
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posted by ベテラン隊長 at 22:30
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