最近の警備業界の値下げ争いが止まらない。
十年前位前は個人宅にセキュリティーなんて金持ちのやることだった。
しかし今は違う。
20万から30万程度の初期投資で月額3,000円程度から自宅にセキュリティーを導入することが可能となった。
この流れは果たしていいのか疑問が残る。
価格を下げて十年前と同等の品質が保たれればいいのだがそうもいかない。
何かをカットしなければ価格は下げられない。
何の品質を落とすのかって?
例えば十年前までは500件の警備先を一人で担当していたとしよう。
その500件が1000件を一人で担当すれば人員一人カット+車両等の諸経費がカットできる。
そうすることで十年前には10,000円だったものを今は安く提供できるようになる。
一人の持ち件数の増加は、警報重複の際の対応遅れとなってあらわれるんだぜ。
何かあってもすぐに駆けつけられない警備員・・・。
魅力半減だな。
これは顧客にとってプラスなのか?
安くなったからセキュリティーを導入したいって人には願ったり叶ったりだが、古くからの顧客にとってはいい迷惑じゃないか?
この低価格競争は警備会社にとっても顧客にとってもマイナス要素が強いがこの流れは断ち切れないんだろうな・・・。
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